【久留米で葬儀】粗供養とは?基本マナーを知ってお寺へ相談しよう

久留米で葬儀をする前に確認 粗供養や初七日法要について解説

久留米で葬儀をするにあたって、進め方やマナーなどに疑問・不安を感じる方は多くいます。わからないことはそのままにせず、事前にお寺に相談し解消すれば、スッキリした気持ちでの葬儀や法要が可能です。こちらでは、粗供養や初七日法要についてご紹介いたします。

粗供養とは?粗供養の基本を知っておこう

供養の相場

粗供養は関西や西日本で多く使われる言葉で、地域によっては一般的なマナーの一つです。知らずにいると失礼ととられてしまう可能性もあるため、事前に押さえておく必要があります。

こちらでは、粗供養の意味や作法についてご紹介いたします。

粗供養とは

粗供養とは法要の参列者や読経をいただいた方へ、喪主からお返しとして渡す品です。関西や西日本で多く使われる言葉で、「祖供養」と表記するケースもあります。東日本でいう「引き出物」「志」に該当する言葉です。

粗供養の作法・基本事項

粗供養の準備に際して、押さえておきたい作法や基本事項をご紹介いたします。

・粗供養の相場
粗供養の相場は、2,000~5,000円です。金額は一律で、全員に同じものを渡すのが一般的です。

・のし紙の選び方
粗供養ののし紙は、「黄白結び切り」の水引が多く使われています。地域によっては「黒白結び切り」を使うこともあります。

・品物の内容
粗供養は後に残らない消え物を用意するのが一般的です。乾物やお菓子、消耗品なら洗剤などが好まれます。消え物ではありませんが、カタログギフトも人気です。肉や魚は不向きです。

ただし、粗供養は地域・家庭によって異なります。上記はあくまで参考程度とし、周囲と相談して決めると安心です。

住職への粗供養について

粗供養の品は法要で読経いただいた住職にも渡すのが一般的なマナーです。しかし、以下に該当する場合、住職への粗供養品は避けたほうがよいでしょう。

  • お布施の金額・内容が一律で決められている
  • 地域の風習やマナーなど、住職が粗供養品を受け取れない理由がある
  • 住職に直接断られた

原則として住職にも粗供養品を渡しますが、上記のような理由がある場合、無理して渡すのは好ましくありません。

葬儀が終わって初めての「初七日法要」の基礎知識

葬儀の基礎知識

葬儀が終わって初めての法要は、初七日法要です。初七日法要にも押さえておきたいポイントやマナーが存在します。スムーズな法要のために、事前に基本知識の確認をしておくと安心です。

こちらでは、初七日法要の意味や作法など、知っておきたい知識をご紹介いたします。

初七日法要とは

初七日法要は亡くなってから7日目に行う法要です。追善法要の一つで、故人が三途の川の緩やかな瀬を渡り、無事に向こう岸にたどり着けるよう祈るために行います。

初七日法要を行うタイミング

初七日法要は亡くなってから7日目に行うのが理想です。しかし、葬儀のスケジュールによっては葬儀後すでに初七日を過ぎている、もしくは都合がつかず7日目の法要が難しい場合もあります。

近年は初七日法要を、7日目の当日ではなく、葬儀や告別式の日に行うケースも多いです。葬儀・告別式の日に行う初七日法要には、以下の2種類があります。

・繰り上げ法要
故人の火葬後、葬儀場に戻り初七日法要を行います。

・繰り込み法要
葬儀・告別式の後に初七日法要を行います。初七日法要では本来遺骨に対して読経を行いますが、繰り込み法要の場合は遺影や位牌に対して読経をします。

初七日法要の施主が行うこと

初七日法要の施主は、一般的に葬儀の喪主が引き続きつとめます。初七日法要で施主が行うことや、押さえておきたい作法の例は以下のとおりです。

・参列者への挨拶
施主から法要の参列者へ挨拶を行います。挨拶は、法要前と法要後の2回です。

・お布施の金額
葬儀と初七日法要を同日に行う場合、別でお布施を用意する必要はありません。別日程で実施するのであれば、金額は3~5万円が相場となります。

・香典返しの相場、内容
香典返しは香典の3分の1程度、金額としては3,000~5,000円が相場です。食べ物や消耗品など消え物を用意するのが一般的です。

葬儀・仏事に関する疑問・不安はお寺へ相談しましょう

粗供養や初七日法要など、葬儀や仏事に関して押さえておきたい知識は様々です。暗黙のルールやマナーも多く、疑問・不安を抱えてしまう方が少なくありません。葬儀や仏事を落ち着いてスムーズに実施するには、疑問・不安を事前に解消することが大切です。何か気になる事項があれば、早めにお寺へ相談すると安心できます。

金井寺では、葬儀・仏事に関する幅広い相談を承ります。ハッキリした疑問がある場合はもちろん、漠然とした不安を抱えている場合でも、お気軽にご相談ください。

お寺での葬儀や永代供養に関するお役立ちコラム

久留米近隣のお寺で葬儀を行うなら金井寺へ

寺 名 黄檗宗 金井寺
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電 話 0944-55-2503
駐車場 あり(15台)
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